続・マル秘で機材師

ヤフーブログからお引越し/日々の備忘録

昨日の振り返り・1/15

冬の北海道を舐めてはいけません、いや舐めてはいないんですがここまで大番狂わせになったことはあまりありませんで。
こんなに旅程が崩壊したのも久しぶりです、あまり思い出したくない気もしますがまたいつかこの経験が役に立つかもしれないので振り返りをしていこうと思います。

まず一昨日の夜に船に乗ったところまで遡らないとなんですが、この船がいきなり大変でした。
発達した低気圧のある海上に出ていくとだけあって港を出たらまぁ船が揺れる揺れる、こんなにこの航路で揺れたことはないんじゃないかと。
それでいて日曜出発の便で金曜土曜に比べればマシなんでしょうが子連れも多く、それでいて乗ったときからギャン泣きしている幼稚園児くらいのがいてまぁ騒がしい。
そして出港までの間に何度も流れる艦内アナウンス、乗船してすぐに寝ようとするも全然眠れませんで。
何時間寝たんだろうという感じです、ところでこの八戸発の船には何度も乗ってますがルームキーが磁気カードからQRコードに変わってました。
あとはコンセントが1箇所しかないと思っていたら2等寝台だと3箇所あるという…二段ベッドだからなせる技ということで。
おかげでスマホ類は元気いっぱい、人間はげっそりの状態で船を降りることになります、タクシー乗り場まで早足で移動し苫小牧駅まで。
去年はバースデー旅行で北海道に来なかったので2年ぶりということになります、積雪量もこんなものだったでしょうか。
駅までのタクシー料金がやけに高くなった気がしました、同じ道を走っているのにこんなにしたかなぁと。
まぁここまでは順調で特急すずらん号には間に合いました、駅の指定席券売機に列が出来ていて少し焦りましたが。
785系のお出ましでちょっとがっかりするのも毎度お馴染みです、特に鹿と衝突することもなく札幌には定時で到着。
みどりの窓口に急いで切符の購入をして乗り込むのは特急宗谷号です、行き先は旭川…。
今回の旅程崩壊の最初の原因となった列車です、この列車で士別まで行くはずが旭川から先は運休になってしまいました。
旭川行きになったことで乗客は減りましたけど、1両しかない自由席が混んでいるのは相変わらずです。
車内で朝ご飯を食べてしばしのんびり、今後の行程の予習などをして過ごしました。
旭川に着いたら富良野行きの普通列車に乗り継ぎです、1本後の特急ライラックでも間に合うことになってますがそれで来ると混んでてほぼ座れないので…。
H100系に乗るのはこれが初めてでしょうか、GVーE400系には何度も乗ってますが。
日本人より外国人の方が多い車内、それでこんな積雪がある所に特大スーツケースで来る大陸人の学習能力の低さと言ったら…。
この列車は上富良野で下車します、平日だけみどりの窓口が営業している首都圏ではあまり見ない営業形態です。
切符の買い物をして20分ほどで旭川に向かうバスがあるので効率よく回れるじゃんと思ってたんですが、この富良野から来るバスが20分も遅れていて。
美瑛から再び富良野線に乗るつもりでいて30分ほどの乗り継ぎ時間だったのでまぁ何とかなるかと思ったんですがそうでもなく。
ホワイトアウトアイスバーンのせいで車が対してスピードを出せないのです、美馬牛のあたりは峠越えになるもので遅れは拡大する一方。
結局美瑛に着いたのは列車の発車3分前、それでいて駅舎の反対側にバスは着くので大急ぎで跨線橋を渡って列車に間に合わせました。
まぁ美瑛での買い物だけ諦めれば済むなら大した問題じゃないなと思ってたんですけど、列車の交換待ちで千代ヶ岡で10分も待たされまして。
宗谷線への接続時間が削られるだけならまぁ…と、旭川で買い物などは済ませておいたので問題はないなと思ってたんですが。
旭川に着いたら宗谷線の表示がないのです、まさか接続をとらずに発車したのかと思いきや追加で運休になるという…。
1時間前の快速なよろは動いていたので富良野線の駅巡りをしたのが失敗だったのかと思いましたが夕方まで宗谷線は止まってしまったので行かなくてよかったなぁと思いました、戻って来れないのは洒落になりません。
そしたら夕方までどうしようかなぁと、元々士別に行こうとしていたのは発売地限定の札幌快得きっぷを買いに行きたかったからで。
それが叶わないんだともう1箇所発売地が限定になっている富良野・札幌往復きっぷを買いに行くことにしました、ということでまたしても富良野線へ。
こんなことになるなら美瑛で買い物をしてゆっくり待っていればよかったです、よりによって朝乗った富良野行きが戻ってきたので車両も一緒。
同じ車窓ということで道中はお昼寝タイムとしました、上富良野から先は初乗車なので起きてましたが外が真っ白なので大して車窓は楽しめないと。
ちなみにここまではふらの・びえいフリーきっぷを使っています、こちらもダイヤ改正か年度末のタイミングでなくなりそうなフリーきっぷです。
富良野に着いてまたきっぷを買うんですが改札をしていた駅員さんが出札も兼ねて働いているので若干怪訝そうな顔をされました、まぁいいんですが。
駅そばが入っていたので軽食で温かい蕎麦を啜りました、店員のおばさんがマナーの悪い大陸人のことを愚痴っていましたが毎日のように相手をしてればそうなるよなぁと。
富良野・札幌往復きっぷは旭川経由では利用できませんで根室線で滝川まで出ることになります、日本人旅客の倍以上の大陸人が乗るみたいですがこれでキハ40系1両で乗り切るのかと。
東鹿越から来る列車で両手で数えられる程度とはいえ乗客がいましたしね、相席を嫌ってデッキにいる人もいましたが駅間が長いし座ればいいのに。
管理人はキハ40系名物の2人がけ席を確保しました、そうでなくとも車窓が白いのに暗くなってしまって車窓はもはや皆無でしたが。
なおこの滝川行きも20分ほど遅れていました、長時間停車の駅もないみたいで遅れは縮むどころか拡大する一方で。
滝川で5分乗り継ぎの特急には間に合うはずもないと思っていたのでさらに30分後の特急を予約してたんですが、いよいよ遅れが30分になってしまいまたピンチに。
滝川でも買い物を断念して済むなら…と思っていたら滝川駅手前でポイントが変わらなくなり運転見合わせに、その横を颯爽と乗るはずの特急ライラック号が通過。
場合によっては接続してもらえないかも…とやきもきしましたが10分ほどで運転再開となり特急も待っててくれました、買い物はできませんでしたが。
おトクなきっぷに組み合わせるグリーン料金券も廃止になるというのでグリーン車にしたので間に合わなかったら泣いちゃいます、789系のグリーン車を堪能しようと思ったら座席更新車で革張りシートではなくなってました。
キハ261系の最近の車もそうですよね、北海道の特急グリーン車といえば革張りシートという感じがするのでちょっと残念だなぁと。
根室線との接続をしただけで10分ほどの遅れのまま札幌圏に突入し順調だなぁと思ってたんですけど、白石付近から列車の本数が急激に増えてノロノロ運転に。
接続待ちで停めている列車がいるからか札幌駅のホームが埋まってしまうようです、駅に入る順番待ちみたいな状態になり手前で延々と停まることに。
結局35分ほどの遅れで到着しました、折り返し列車に乗るつもりでいたのでそんなすぐには出ないだろうと思ってたのに5分ほどで折り返し作業が済んだようで即発車してしまいました。
晩ご飯の駅弁を購入してホームに戻ってきたら既に列車が動いてました、かえり券が無駄になることに。
特急カムイ号の方の789系には乗りたかったんですけど、普通列車岩見沢まで行っても間に合うかよく分からないしそもそも帰宅ラッシュの時間なのに運休している列車があるので混んでいるのでもう諦めモードに。
やることなすことがほとんど裏目に出ているので気力も失われてきました、買い物ができてないので近場で窓口が開いている発寒中央には行ってみることに。
721系の6両編成で移動しました、苗穂と桑園には駅近くにスーパー銭湯があるので寄ろうかと思いましたが電車が定時でないし1時間も居られないしでやめることに。
なので普通列車で札幌に戻ってきました、快速エアポートになる列車だったので733系の固定編成のお出ましでした。
あまりに行動が裏目に出るのでこの後の特急とかち号で南千歳まで行くつもりでしたが先行の苫小牧行き普通列車で移動することにします、721系が来てくれればまだ車内で食事ができたのに来たのは731系+733系の組み合わせ…。
そういえば今回は735系を見かけませんでした、本来なら北広島で快速エアポートに抜かれるのに運休になっていて待避列車なしの電車になってしまいました。
ということでほぼ定刻で苫小牧に戻ってきました、ここにいる分にはもう旅程崩壊もクソもないので安心してたんですけど。
今となってみれば予定どおり動いていても問題はなかったようです、後続の苫小牧行きは少々遅れていましたがそれ以上に駅からのバスが遅れていたので…。
フェリーターミナル行きのバスは札幌からの高速バスが兼ねているんですけど、このバスが20分も遅れていたので…やっぱり行動が裏目に出ました。
苫小牧駅から乗ったのは管理人だけでしたが札幌方面から乗っている人もいたので接続をとらないなんてことはないんでしょうが…それでもこうも遅れていると不安になります。
17時間ぶりにフェリーターミナルに戻ってきました、苫小牧港から船に乗るのは今回が初めてです。
乗る船もいつもと違います、いつも乗っている船より全然新しい船なので気分も上がるんでしょうがそれ以上に疲れていて動いて見て回る気力もなく。
そもそも乗船開始がまだ始まってませんで少し待たされました、八戸港だと出港1時間くらい前から乗船できますが苫小牧港はそこまで早くないみたいで。
それこそ大浴場に行こうかと思ったんですけど混んでそうだし疲れていたのでさっさと寝ることを選びました、日付が変わるちょっと前に八戸港に向けて出港です。

ということで昨日の分の振り返りでした、こうして見るといいことが全然ありませんでしたね…。
前日のうちに特急宗谷の区間運休が決まったところから暗雲がモクモクと、その後は雪崩のように事象が続きました。
こんなに不運が続くお出掛けも珍しい気がします、やはりおみくじに書いてあった文言通りということなのか。
そういった運命は弾き返していきたいところなんですがね、そこまでの運を持ち合わせているのかというと微妙ですが。
今日の振り返りに続きます。