続・マル秘で機材師

ヤフーブログからお引越し/日々の備忘録

一日の振り返り・12/27

お出掛けから無事に帰ってきました、明日からまた普通に働かなきゃならないのが辛いところですね…。
ということで早速ですが振り返りをしていこうかと思います。

そもそも管理人が何故竹芝桟橋から船に乗ったのかについて触れないといけませんね、事の顛末は2週間くらい前になるでしょうか。
東海汽船がミステリーきっぷなるものを売り出したのです、2等船室利用4千円で神津島航路の伊豆諸島何処かに行けるという切符でして。
どこに行けるかは当日切符を引き換える時に知らされるというなかなか面白い切符です、大島だと滞在時間が8時間半あるのに対し神津島は僅か30分しかなくピンキリです。
その切符の存在を知ったのは結構後だったんですけど、売れ行きがいいのか2千円アップにはなるものの1等船室利用の切符も売り出されました。
基本的に大部屋で雑魚寝というのは変わらないもののマットレスや毛布は付いているしコンセントも各々1箇所は用意されています、これならいいじゃんと予約したのが10日ほど前の話でして。
猶予があったので色々調べてたんですけど、条件付き運航になるとその島への切符は出てこないみたいでした。
それこそ大島以外全て欠航で全員大島行きなんて日もあったそうです、んで昨日はというと利島・新島・式根島が条件付き運航でして。
朝調べた時は全島寄港みたいな予報だったのに…風が強めの冬にはよくあることのようです。
滞在時間とか観光名所的に新島か式根島あたりがよかったのでこれだけでだいぶテンションが下がってしまいました、大島か神津島しか出ないというデッド・オア・アライブみたいな条件での運試しとなりまして。
その結果は大島行きという…五分五分だったのにハズレの方を引いてしまったなぁと思ってました。
遠くに行けたほうがおトク感があるので一番近い島ということで微妙な嬉しさだったんですが、微妙なりに楽しんできたのでそろそろ本題に入ります。

そもそも昨晩の記事を更新した段階で行き先は既に分かっていました、8時間半も何をして過ごそうかなぁと考えながら寝ることになりました。
1等船室というのはだいたい10人程度を1部屋に纏めた部屋になります、一斉消灯で時間がかかるのを見越してアイマスクを持ってきたのは正解でした。
皆さんが船内を散策してましたが管理人は速攻で眠りにつくことにしました、しかしながら全然眠れない。
5階で下層階よりはエンジンより離れているはずですがエンジン音が気になります、それと同じ部屋の人の話し声とかいびきが気になるんですよね。
船室のグレードアップができたらどれほどいいことか…23時半になってようやく消灯となるものの5時半には点灯となるので6時間ほどしか暗くなく。
全然寝た気がしないまま朝を迎えることになりました、ミステリーきっぷ利用者は大島か神津島しか該当しないので大島でかなりの人間が降りるみたいです。
よく考えたら学校の冬休みが始まってるんですもんね…やけに子連れが多いなぁと思いましたが今になって納得です。
こんなにたくさんの人が降りて受け入れきれるのかなぁと心配になります、まだ夜明けになっていないものの6時には大島岡田港に到着し下船することに。
せっかく離島に来ているのに人がたくさんいるんじゃ風情もへったくれもありません、定番の御神火温泉に行くバスではなくて三原山温泉に行くバスに乗り込むことに。
それこそ御神火温泉行きは立ち客がいて増便対応になってましたが三原山温泉行きは10人程度とかなり少なめです、臨時バスなので途中ノンストップで三原山の中腹にあるホテルへ。
ホテルの日帰り入浴を朝から受け付けてくれるそうでこのバスに乗ってきた人は皆朝風呂にやって来たみたいです、朝風呂に朝食付きプランなんていうのもあるんですね。
日が昇ってきて露天風呂からは三原山を臨むことができます、標高は高くないですが火山なんですよね…。
三原山に登りに行く人が多い中で管理人は下山します、山登りするつもりで来ていないもので。
三原山へのバスは土休日のみ運行ということでやる気がないなぁと思ったんですが、そもそもミステリーきっぷなんてやってなければそんなに人が来るわけではないしその為だけにバスを割けないってことなんですかね。
なので港からバスに乗る時に「戻りのバスはありませんが大丈夫ですか?」と聞かれました、歩いて戻るつもりでいたので構いません。
ということで大島公園に向けて歩いていきます、ある程度来た道を戻りあじさいレインボーラインなる道を歩いていけばいいみたいです。
ナビでは徒歩で2時間と出ています、ただ実際歩いてみたら下り坂だし車もほぼ来ない舗装路なので全然歩きやすく。
1時間半ほどで目的地である大島公園に辿り着きました、標高の高めのところを道が貫いているはずなんですが木が生い茂っていてあまり展望がよくなかったのは残念なところ。
途中にあったバス停のベンチに座って朝ご飯を食べたのが8時半くらいです、日差しが当たって暑くなってきました。
9時になると大島公園の椿園や動物園が開園となります、入場料無料って随分太っ腹ですよね。
動物園は規模こそ小さいもののレッサーパンダとかラクダとかがいて結構楽しめます、それでいて人がいないのでゆっくり見ていられるのはいいですね。
レッサーパンダは手を器用に使って食事をしていました、食事に夢中であまり顔を上げてくれなかったのが残念でしたが。
時間があるので付随する椿園や椿資料館も見てきました、もっともまだ椿のシーズンではないので椿園なんてほぼ木だけです。
一応ピンクの花を咲かせている個体もありましたけどね、1月下旬くらいから椿まつりになるんだそうです。
さてバスに乗って今度は大島空港に向かいます、別に飛行機に乗るわけではありません。
岡田港にも寄るんですがジェットフォイルから降りてきた人々が列をなしてました、よりによって観光バスタイプの車両だったので乗車にやけに時間がかかりまして。
それこそ路線バス車両ではないのに立ち客がいましたからね…それにしても航空便と接続をするわけでも取るわけでもなさそうなのに何故このバスが空港に立ち寄るんでしょうか。
そんな感じなので大島空港で降りたのは管理人だけだし乗った人はいませんでした、他では手に入らなかった観光パンフレットを回収して今度は元町港まで歩きます。
海岸沿いの道を歩いてみたかったのです、サンセットパームラインという名前が付いてますが対岸は伊東とか河津などの伊豆半島なんですよね。
普段そちら側から大島を見ていましたが今日はその反対側にいるのが不思議な感覚でした、まぁ船で来たからなんですけど。
景色のいい所では立ち止まって写真を撮ってなんてしてたので空港から港まで1時間くらいかかりました、レンタサイクルを借りている人とも何人かすれ違いました。
管理人も自転車を借りて島内1周でもしようかと思ったんですがレンタサイクルが意外と高い、かといってバスを使っても島の東側を回ることができなくて断念しました。
それこそ自転車を持ち込んでいる人もいましたが手荷物料金を往復取られることを考えると微妙だなぁと思いました、それでも丸一日自転車を使うなら持ち込んだほうがいいんですかね。
さてお昼頃に元町港に着きました、飲食店はこの元町港か波浮港の付近に集中しているんだそうで。
せっかく来ているのでご当地グルメがいいなぁと目星を付けたのが島寿司です、港近くのお寿司屋さんに行ったらなんと休業中という…。
年末年始の搔き入れ時前にお休みするということのようです、他に食べられそうなお店がないか調べたら出帆港である岡田港の近くにあるみたいなのでそこに向かうことにします。
ただバスは1時間後ということで汗をかいたのでまた温泉に行くことにしました、朝は大人気だった御神火温泉ですがお昼時になれば流石に空いている模様。
三原山温泉は単純泉でしたが御神火温泉は海洋泉で泉質が全然違います、同じ島内なのに全然別物でした。
港に戻ると既に多くの人がバスを待っています、普通に島内の移動をする地元の人もいるので港直行の臨時バスが手配されてそちらに乗ることに。
なので出港1時間以上前に岡田港に戻ってきました、まだ昼ご飯を食べてないので食事がしたいです。
港の待合所にも島寿司を出すお店があるみたいでそこで待っていればいいと思ってたのにこちらは定休日でした、水曜日休みのところが多いみたいで…。
他にも港近くに食堂があるのにお休みばかり、1店だけやっているお店に人が集中しているみたいなんですがここに入るしか食事ができなさそうなので待つことに。
幸いにして15分ほどの待ち時間で店内に通されてちゃんと島寿司を食べることができました、島寿司もさることながら付いてきたすまし汁仕立てのあら汁が美味しかったです。
島寿司というかべっこう寿司ですかね、今日の寿司ネタはメダイとのことですが他だと何が食べられるんでしょうか?
朝は真っ暗で何があるか分からなかった岡田港周辺も少し散策してきました、最後に待合所内の売店でお買い物をして撤収です。
5分後にジェットフォイルが出港することになっていましたがこちらの乗船に時間がかかっているのか先に出ていきました、あれに乗っているとだいぶ早く戻れるんですけどねぇ…。
往路では窓側の区画で当たりでしたが復路は真ん中の区画であまりよくありませんでした、でも進行方向向きだっただけよかったですかね。
流石に寝不足ということもあり同室の人もほとんど昼寝をしています、管理人も少し寝ることに。
1時間くらい寝ていたでしょうか、出港してしばらくは電波が入らなかったものの陸地が近づいてきたからかそこまで電波難民になることはなく。
管理人のいる船室の位置的に房総半島は見えませんでしたが三浦半島がよく見えました、久里浜とか横浜に寄港することもあるみたいですね。
レインボーブリッジの下を潜るので見に行ってもよかったんですけど面倒でそのまま部屋に居ました、出港が少し遅れたからか微妙に遅れて竹芝桟橋に到着。
浦賀水道は航行する船が多くてある程度大きな船は12フィート以上出せないんだとか、それ以上出せるようになればもう少し時間を短縮できるんですかね。
本当は桟橋近くの蕎麦屋で晩ご飯を食べたかったもののちょっと時間がなさそうです、晩ご飯はコンビニ飯ですかね…。
買い物をして浜松町駅へ、山手線に乗って上野まで出てと。
お出掛けの最後は特急あかぎ号で大宮まで、課金してたので晩ご飯はコンビニ飯で済ませることにした次第です。
お腹が空いたので乗り込んですぐ食事としましたがまさか隣が埋まるとは…乗り込んだ時は空いてたんですが直前でこうも埋まるんですね。
一息ついていれば大宮に着きます、20時半過ぎに帰宅しまして風呂掃除からシャワーを浴びて洗濯機をスタートさせて待ち時間で記事を更新です。

ということで初めての伊豆大島でした、結果的に色々回って来れたのでこれでよかったのかなぁと。
神津島だった場合僅か30分で何ができたものか…港はたくさん見れていいでしょうが降りれないんじゃ仕方ないですからね。
でも今晩発だったら全島就航だったので5分の1で行く島が決まります、もうちょっとランダム性を味わいたかったですかね。
確率が綺麗に5分の1ではなさそうな感があります、受け入れる島のキャパシティがあるので小さな島にはあまり当たらないとかありそうな気がします。
ちなみに今日になって年明け以降にミステリーきっぷが再販される旨のプレスが発表されました、千円値上げされるみたいですけど。
設定期間が2週間ほどしかなく来月はバースデー旅行が控えているのでちょっと行けなさそうです、興味がある方はお出掛けしてみてはいかがでしょうか。
これ以外にも東海汽船では様々なツアーきっぷを売っています、八丈島航路とかも乗ってみたいですよね。
でも雑魚寝はやはり疲れるのでちゃんと個室の部屋を使いたいような…とまぁあれこれ考えてしまうのでちょっと離島巡りに嵌ってしまいそうな管理人なのでした。
…明日の仕事休みたいですねぇ、寝不足ですし。