続・マル秘で機材師

ヤフーブログからお引越し/日々の備忘録

一日の振り返り・5/14

朝6時前から起きて活動していると1日が長く感じるはずなんですが、今日はそんなことはなくむしろあっと言う間に終わってしまった感があります。
前置きを長々と書くのも勿体無いので、早速本題です。

とその前に今回の旅行に至った経緯は触れておかないとですね。
JRの分社化30周年だそうで、各会社で色々記念の商品などを設定していると思うんですが。
JR北海道では日曜日限定で日帰り周遊パスなんていうのをやっています、当日販売がないので前日までに購入しないといけないのは面倒ですがそれでも3千円で全道乗り放題というのは美味しすぎます。
もっとも特急券などは別買いしないといけませんが…それでも乗車券往復割引きっぷとか北海道フリーパスなんかより使い勝手がいいしこれを使わない手はないなと。
幸いにして新青森でも購入できたので昨晩のうちにお買い上げしておいたのでした、それこそ急行はまなすがあれば函館まで乗車券を別に買って有効活用もできたかもですが…。
そのはまなすなき今白羽の矢を立てたのが八戸から出ているフェリーです、八戸港を22時に出て苫小牧港に翌朝6時に着きます。
昨晩本八戸まで移動しシャトルバスでフェリー乗り場へ、首都圏だとだいぶ乗れなくなったキュー◯ックが現役でちょっと嬉しくなりました。
バスに乗っていたのは3人だけで空いてるのかなぁと思ったんですが、かなりの人は自家用車で来ているんですね。
バスでフェリー乗り場に着いたらすぐに乗船手続きです、書類を書いて鍵をもらって船に乗り込みます。
大きな船に乗るのは小学生の時に直江津~岩内の航路に乗ったことがありますがそれ以来でしょうか、1人で乗るのは初めてです。
雑魚寝は嫌なのでちゃんと個室寝台を確保済みです、混雑時は相部屋になるなんて書いてありましたがそんなことはなくむしろ空室がたくさんありました。
記事をお送りした後入浴しに大浴場へ、大浴場といっても洗い場は6人分くらいしかないし脱衣所もかなり狭いんですが。
それでも船の中で入浴できるのはありがたいです、そうでなかったらどこか立ち寄り湯に行かなきゃですし。
入浴を済ませたらさっさと寝てしまいましょう、暗いので景色を見るなんて無駄なことはしません。
「低気圧の関係で揺れることが想定されます」なんてアナウンスが流れました、実際外海に出たら本当に揺れる揺れる。
寝ていても揺れがはっきり分かります、おかげで全然眠れませんでした。
別に酔ったわけではないので念のため、例によって興奮していて寝付けなかったか眠れない夢を見ていたのかもしれません。

アラームをセットしておきましたがその前の一斉放送で目が覚めました、遅れもなく順調に苫小牧港に到着するそうで。
6時に苫小牧港に到着しました、外が寒いんですがテンションは上がります。
駅までのバスがあるんですが50分ほど後、待っている時間が勿体なくてタクシーで駅まで。
元々バスに乗る前提で計画を立てていたので1時間ほどの余裕ができます、さぁ何をしましょうか。
今日使うきっぷの受け取りも色んな駅でやりたいなぁと思いまして、指定席券売機のある駅を狙って乗り降りすることに。
苫小牧でももちろん受け取りはしました、んで普通列車は731系と721系がくっ付いていましたが721系の1人掛けシートに座って千歳まで。
苫小牧で駅弁を買いたかったんですがさすがに朝早すぎてやってませんでした、南千歳はどうだろうと一応確認しに行くことに。
そうしたら735系の登場です、4分の間に券売機を操作して乗り込むのはギリギリでしたがその苦労が一気に吹っ飛びます。
結局南千歳でも駅弁屋はやってませんでした、735系は苫小牧行きで元々乗るつもりだった電車のようでした。
今度は新千歳空港からの普通列車で新札幌に向かいます、721系のUシート付き6両編成だったのでもちろんUシートに着席。
朝ご飯タイムとさせていただきました、車内でもう少し旅程の組み替えをしまして新札幌で下車。
またきっぷの受け取りをして札幌まで、733系の6両編成ですが3+3の組み合わせです。
札幌駅に到着してからもまぁ忙しかったですね、今回は乗れないキハ261系のスーパー北斗を観察してたんですがいたのは普通の青い車で。
白い車はどうも相性が悪くてすれ違って終わりました、前面のフルカラーLEDの表示を写真に撮りたかったのに…。
よく見てみるともう1本の735系がいるではありませんか、南千歳では慌ただしかったのでゆっくり写真を撮れて満足。
快速エアポート用の733系のトップナンバーがいるなぁと写真を撮ってたら731系とキハ201系の協調運転の列車が来るなど、忙しいくらいネタがきます。
ダイヤ改正で走り始めた特急ライラックの写真を撮るのも1つの目的でちゃんと撮ってきました、まぁ駅撮りで満足する程度のレベルですが。
苫小牧から戻ってきた735系ももう一度写真に収め特急カムイに乗り込みます、789系はどちらも好きですがどちらかというと銀色の1000番代の方が好きでして。
今までは785系と789系どちらが来るか分からなくて幾度となくがっかりしましたが、今回の改正により確実に狙えるようになって嬉しいです。
スーパーの愛称が消えてヘッドマークとかは間抜けになった感はありますけどね…特急券の都合で滝川までの乗車です。
深川まで行くと100キロを超えて値段が上がるので…特急券は別買いなのでそこは頭を使わないとです。
例によって大陸系がうるさくてイライラしますが、車窓を眺めているとそんな荒んだ気分が幾らか浄化されるようです。
1時間ほど789系の軽やかな走りを堪能しました、道中ライラックとすれ違いましたが札幌圏で緑色の789系を見るのはまだ違和感があります。
滝川では30分の滞在で戻ります、特急が停まるわりには駅前が寂しいところで待合室でボーッとして終わりました。
戻りは特急オホーツクに乗ります、古いキハ183系の走りを味わおうと思いまして。
グリーン車に乗ってみました、そんなに手を加えられてなさそうな重厚な雰囲気が漂っています。
乗り心地は結構良かったです、というか椅子がしっかりしている印象。
走りは遅いですけどね…砂川と美唄を通過するのにむしろ後続のライラックに迫られてきます。
789系が軽々と走っているのに対しキハ183系は必死に走っているという感じがしました、先ほど乗った735系は小樽から戻ってきてました。
苗穂ではキハ183系の白坊主を目撃できたのはよかったです、もう廃車扱いになっているようで乗れないのが残念でなりません。
乗ってきたキハ183系のチェックをしていたらまたしても735系のお出まし、2本しかいないのに今日はよく見かけます。
この後乗ることになる特急北斗の編成を確認したらキハ261系のスーパーとかちを確認します、両方とも白い車なのに表示は無情にも回送…。
キハ261系はまぁ今後増えるみたいですし今回は運が悪かったと諦めるしかなさそうです、悲観している暇はなく733系の快速エアポートで札幌を後にします。
733系のUシートは初めて利用する気がします、もしかしたら普通列車扱いの時に乗っているかもしれませんが。
駅弁を諦めきれなくて南千歳に先回りしたのです、さすがにお昼時なのでお店は営業中。
問題はホッキ貝が5・6月は禁漁で食べたい駅弁が売ってないかもという…去年はそれにやられまして。
また今年もやってしまったかと思ったんですが普通に置いてました、先回りした甲斐がありました。
特急北斗に乗り込み前面展望を楽しみながら喜んでホッキ貝をいただきました、しっとりとしたホッキ貝がとても美味しかったです。
このまま帰るのではなく洞爺で下車します、洞爺にもホッキ貝の駅弁があるとのことで晩ご飯に食べたいなぁと思い下車したんですが…。
こちらはいつからか北海道の月刊誌から案内の掲載が消え、調べても古い情報しか出てこなくて心配ではありました。
案の定駅弁屋のお店は閉まってました、「電話を頂ければ持ってきます」というので電話をかけてみるもホッキ貝の駅弁は本日分は終了とのことで。
残念ながら無駄足に終わってしまいました、下調べしようにも情報が少なくてやむを得ないですかね…。
洞爺は新函館北斗から来るにしても札幌から来るにしても微妙な距離のところにあって途中立ち寄るのが結構面倒なのです、特急券の値段にしろお得なきっぷの設定にしろ。
課題を残したまま洞爺を後にします、長万部までは普通列車で先回りします。
キハ150系というのは管理人は初乗車ですかね、それにしても日帰り周遊きっぷを売っているのに洞爺から乗ったのは管理人だけ。
秘境駅小幌にも停まる貴重な列車でしたが頭痛に勝てずお昼寝タイムとしました、起きたら長万部の1つ手前の駅でして程なくして長万部に到着。
15分ほど待つとスーパー北斗がやって来ます、キハ281系での運用です。
長万部からならお得なグリーン車でしょう、1人掛け席なら途中から乗るんでも苦労しません。
車内販売の月替わりのアイスで15時のおやつタイムとしました、黒千石のアイスなんですが以前食べたことがある気がします。
洞爺から長万部特急券を買い足してでも洞爺の滞在時間を延ばして駅弁調製の交渉をすればよかったかなぁと今更考えました、道中時刻表とにらめっこしてました。
また今回のようなきっぷを設定してくれればいいんですけどねー、そうでないんだとどうやったら効率よく回れるものか…。
グリーン車なので大陸系とは離れて快適な車内空間だったんですが、毎度大挙して押し寄せて来る大沼公園で乗車がほとんどなかったのが意外でした。
洞爺で晩ご飯を調達できなかったので新函館北斗で調達します、基本的に乗り換えに余裕があるのはありがたいです。
それこそ越後湯沢での乗り換えなんてほぼ必要最低限なレベルでしかなかったですからね…買い物するのも大変でしたし。
ゆっくり買い物をしてシソカソセソのホームに降り立ちます、E5系のトップナンバーがいらっしゃったではありませんか。
今回は新青森で乗り換えるようなことはしないで東京まで乗り通すので指定席で大人しくしていることにしてました、なので読書灯付きなのが少しお得な気分。
停車駅が少ない速達タイプです、木古内とか奥津軽いまべつは華麗に通過します。
いつも寝落ちしてばかりいる青函トンネル区間も起きてました、海底駅とかちゃんと見ておきました。
日曜日なので途中からどんどん人が乗って来ます、新青森にしろ盛岡にしろ。
隣の席はどうも仙台から乗ってくるらしいということで晩ご飯は盛岡を出てから食べ始めました、晩ご飯はホッキ貝の予定がジンギスカンになりました。
毎月買っている北海道の情報誌にも取り上げられていて気になってました、お値段は張りましたが…。
紐を引っ張ると加熱されるタイプの駅弁でちょっと匂いが気になりますが…でも温かい駅弁を食べられるというのはいいですよね。
食べ終えて一服していると仙台着、最後にドカドカと人が乗って来たんですが管理人の隣は空席のまま。
ネットで空席を見てみたら直前で乗車変更したようです、しばらくは警戒してたんですが来る気配がないので荷物を広げてしまいました。
これなら晩ご飯はもう少し後でもよかったですかねー、って19時半前の食べ始めでちょうどよかったんですが。
盛岡から先は電波が安定していることもあり、適度に記事を打ち始めまして今に至ります。

日帰りはさすがに勿体ない気もするんですが、それでも随分楽しめました。
一日散歩きっぷ特急券別購入で利用できればそれでもいいんですが、それができない以上気軽に乗り回せないのがネックなところ。
石勝線方面はトクだ値が設定されているので幾らか利用しやすいかなぁと、というかSきっぷを多少値上げしてもいいから復活させてくれればそれでいいのに…。
もしくは乗車券往復割引きっぷの設定区間を増やしてほしいですかね、前途放棄でもいいのかもしれませんがそんなに得にならないんですよね。
さすがに東京から北海道はそんなに近いところではありません、それこそ函館くらいはだいぶ近くなりましたけど。
ちなみに秋口に苫小牧で販売しているチップ姿寿司というのが気になってまして、それこそうまく旅程を組めれば夏の終わりに行きたいなぁと思います。

長きに渡る記事を最後までお読み頂きありがとうございました、明日はお片付け休みです。